我が家は母子家庭で、それまでは市営住宅に住んでいました。市営住宅は、世帯収入によって家賃が決まっています。最初のころはとても安い家賃だったのですが、8年目位には倍以上の家賃になってしまったため、「高い家賃を払うのならば、持ち家にしたい」と思い、マンションの購入を考え始めました。頭金はほとんどなかったので、かなりの額のローンを組むことになったのですが、息子がひとりおりますので、私の定年後は息子に支払って貰うことを相談し、決断しました。当時息子は学生でしたので、親子ローンではなく、私個人の所得でローンの審査を受けたのですが、その審査が通ったので購入に踏み切りました。
そのマンションの不動産会社と東京三菱UFJ銀行が提携していたため、東京三菱UFJ銀行でのローンを組みました。

家を購入することは夢だったので、当時新築マンションを購入することに舞い上がっていました。最初は、3000万円位の予定でマンションを見て回っていたのですが、購入したマンションは4200万円以上しました。それでも、町の雰囲気がとても気に入り、また職場にも息子の大学にも近いことから、とても気に入ってしまったのです。そもそも、ローンの審査が通らなければ購入はしなかったのですが、不動産会社の人は販売することが仕事ですので、顧客の購入後の生活など気になるはずもないことを後から悟りました。私はものすごい失敗をしてしまったのです。それは、購入の前年度だけが異常に所得が高かったのです。そのおかげでローンが通ったのですが、それ以降の所得はぐんぐん減るばかりです。所得の高い源泉徴収票を不動産会社や銀行に提出することに優越感を感じていた気もします。私のような失敗をする人はいないと思いますが、ローンを組む時は、所得が低い時期に審査が通るかどうかを見極めてもらうべきだと、お伝えしたいです。

 

とにかく失敗でした。まだ3000万円近いローンが残っていますし、私の定年は間近です。しかも息子は、就職してからかなりの浪費家となってしまい、現在は家にお金も入れないことが多く、おまけにキャッシングもしているようです。息子は母親である私の言うことなど全くききませんし、何か言うと切れるのです。私の育て方が悪かったのかもしれませんが、どうすることもできずにいます。
せっかく手に入れたマイホームですが、売却してローンの額を減らした方が賢明なのではないかと考え始めているところです。
体験談のところにも書きましたが、所得が高い年があったことで、有頂天になりマンション購入のために動き出してしまったことが、大きな間違いでした。
収入が落ち着いた年に、動き出すべきでした。人生やり直せるならば、このような過ちはしないのに、と大きな後悔をしています。